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2011年10月 3日 (月)

『日本のマイクロファイナンス』は日本を本来の中小・零細企業の国にしようという発想なのだった

 日本においてはまだまだ「金融」というのが「社会還元」ということには結びついていないために、こういう考え方がまだ未発達なのだと思うけれども、これからは「ある」方法だと思う。

『日本のマイクロファイナンス』(津田倫男+ミンディ・ヤマモト著/マイコミ新書/2011年9月30日刊)

 要は、津田氏が書いた「メガバンクがなくなる日』の続編としてこの本を読めばいいのだけれども、そうじゃなくて「マイクロファンナンス」とか「ソーシャルレンディング」なんて言葉を聞いてしまうと、「なんじゃ、それは」ですよね。

 ということで、簡単に説明すると、「貸し手」がいて「借り手」がいる、ということになればそこで「ビジネス」は成立するわけだ。しかし、そこに「借り手」の借金を保証するものが必要だってことになって、通常は銀行ならそれは不動産(でも土地だけ)だったりを「借り手」に差し出すことを求めるわけだ。まあ、それは銀行は「融資」をするのであって「投資」をするわけではない、と言うところで説明される。

 そこを、小口投資してもいいよ、小口だったら融資もいいよ、てのがその仲立ちをする企業を中心にした「マイクロファイナンス」とか「ソーシャルレンディング」なのだろう。

 これは、銀行がリスクをとりたくなくて、大企業以外には貸付を行わない、確実な担保がなければ貸付を行わない、というような「後ろ向きの営業姿勢」をとり続けている以上は、それ以外の街金とか銀行系列の金融会社(カード会社)が小口金融を行う訳であるけれども、、じゃあ、その小口金融のメリットってなにかと考えれば、担保がいらないということ位であって、じゃあ、零細企業が金が必要になったときに金を貸してくれるのは、多分、街金かサラ金くらいだろう。

 そういう立場にある人たち……。じゃなくて、実はそれ以下の生活保護を受けている人たちも含めて、そこまでの人のためのソーシャルレンディングらしいのだが、貸す方も大きな金銭を出資しなければいけないわけでないし、借りる方も、ほとんどサラ金から借りるような金額である。なおかつ、担保はいらない。

 だとすると、この「マイクロファイナンス」とか「ソーシャルレンディング」という事業は、意外とこれからのビジネスとして「行ける」かもしれない。ただし、大きなリターンはないだろうけれどもね。まあ、投資信託よりはいいかもしれないという程度? 要は、貸し付けが焦げ付いた時は、やっぱり自分で抱え込まざるをえないということなのだ。

 ま、でもそういうことをしたことで、何かいいことをした人もいるという今の世界である。

 そう、人に金を貸すことも、その事業が自分にとって面白そうならいいじゃないか。それを、「投資」として行うか=つまり失敗したら投資額は帰ってこない。あるいは「融資」として行うか=取り敢えず相手はどうあれ保証会社からは融資額は帰ってくる。

 まあ、その双方のどちらかを選ぶことになったら、どうなるか。

 どうなるにせよ、そうやって日本の金融資本主義の一部分でも壊れてくると面白いと考えているのだが、どうだろうか。

 いぜれにせよ、この「マイクロファイナンス」とか「ソーシャルレンディング」という発想方法は、これから益々マイクロ化しいくであろう日本の経済スタイルには似合ったスタイルになるかもしれない。

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