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2011年9月24日 (土)

『マンガでわかる 会社組織が蘇る! 職場系心理学』じゃわからないこといっぱいだ

 でも。この程度のマンガじゃ分からないんだよな、本当のところは。

『マンガでわかる 会社組織が蘇る! 職場系心理学』(衛藤信之監修/ナカタニD作画/じっぴコンパクト叢書/2010年4月22日刊)

 だいたい「リストラ=リストラクチャリング」というのは「再構築」という意味であり、企業なら、その企業の中身を再検討し、あらたな企業構造を考えたり、企業のあり方を考えて、それを実行することなのだ。それが、いつの間にか「リストラ=人員整理」という事になってしまい、それは「成果主義」という言葉と一緒になって、企業の従業員を攻め立て、「成果を上げられない部署はリストラ」ということで、従業員の首切りをしてきたのが、日本企業だ。

 しかし、それではいけないのだということは皆分かっているのであるが、じゃあどうしようかと言うと、実は皆どうすればいいか分かっていないから、結局「リストラ=首切り」という方法論しか考えられないのだ。って、これって永遠の「答えが見つからないサイクル」なのである。で、職場心理学の登場と言う事なのであるが、実はそこまで企業の職場って単純ではない。

 各職場には、局長や部長や課長といった職場長がいる。その人たちは、自分の職場を自分の考え方で運用しなければいけない(と考えている)。そんな人たちに、まず職場心理学というものがあるということを理解させなければいけないわけだ。で、その職場心理学では、多分、殆どの職場長の考え方を否定しなければならない事になるわけだ。そんな理屈を職場長が受け入れるだろうか。

 で、問題は経営者にまで至るわけだが、現代の経営者って結局はサラリーマンの成れの果てでしょう。特に財閥系の大会社になればなるほど、経営者は会社のオーナーではなくて、いわば被雇用者、見た目は株も持たされているし、オーナーの一人のような顔をしているが、実質はオーナー家族がいて、彼はそこから会社経営をまかされた番頭にすぎない。それこそ経営者といっても会社をクビになれば、なんのとりえもない一介の市井人でしかない。そんな人が職場心理学なんてものを理解することはないだろう。そんなことよりかは、いかにして会社の売り上げを上げて、経費を抑えて、つまりは利益を上げることしか考えられられないのだ。

 たまたま、私はオーナーが経営者を兼ねている中小企業の社員だから言えるのであるが、企業規模としては今私がいる会社のように1,000人くらいが一番いいかもしれない。ほぼ、従業員の顔もわかるし、プラス派遣やフリーの人たちの顔もなんとなくわかる。そんな企業にいると、数万人、数十万人も社員(プラス派遣や季節労働者)がいるような大企業のありさまは分からないのだが、結局はそれだけの人を抱えてしまうと、ある種の官僚制が必要になってくるだろう。

 そうなった場合、官僚の側を切るのか、現場側を切るのか、と考えれば官僚側を切る方が相対的に企業の経費は落とせるのであるが、そんなリストラ策を考えるのは官僚側に決まっているのだから、まず官僚側からリストラをするなんてことは有り得ない。

 ということで、今の日本の問題は「管理費」がかかり過ぎるってことですね。この管理費こそは一番のリストラ対象なんだけれども、ところが一番最後まで残りそうな部分でもある。公務員の経費なんてのも、勿論この管理費の大きな部分である。

 こうした、国や企業の「管理費」を減らせれば、結構、まだまだ日本も行き続けることも出来ろと思うんですけれどもねえ。

 ということで、それが実現すれば「職場系心理学」も必要なくなるんだけれども、って無理やりオチをつけてみました。

 たしかに、これは無理だな。

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