既視感の葛飾・立石
昨日の森山大道のドキュメンタリーで立石が出てきたからと言うこともあるのかもしれないが、何故か気になった葛飾・立石である。ということで早速、京成電車で立石まで出かけた。
京成立石の南口には仲見世通りがあって、昼間から居酒屋がオープン。午後3時には既に出来上がった人たちが町を流している。なるほど、森山大道が好きになりそうな町ではある。
で、北口へ出てみると、何故か駅前商店街に既視感がある。何故だろう、と思いながら歩いていると。
突然、「トランスフォーマー」のデコレーションが! で、思い出した。
実は今から27年前、テレビアニメの制作担当をやっていたことがあるのだが、そのときのスポンサーがトミー(現・タカラトミー)で、毎週火曜日朝9時頃から打ち合わせと称する「低視聴率ごめんなさい」会議がトミー本社で行われていて、毎週毎週、立石まで通っていたのだった。当時、名古屋支社から東京本社に移ったばかりでそんな低視聴率番組を担当させられて、胃が痛くなって穴が開いちゃ言う毎日だった。
立石はそんな嫌な思い出のある町だったので、なるたけ記憶から消し去ろうとしていたために、忘れていたのだが、ひょんなことで思い出すことになった。そういえば、見事半年で放送打ち切りが決まったときには、途端に胃の痛みがなくなり、穴もふさがっちゃって、自分の体の現金さにびっくりした覚えがある。
奥がタカラ・トミー本社ビル。手前が社長の富山幹太郎氏の家です。かなり大きな家です。スゴイね。
EPSON RD1s Elmarit 28mm/F2.8 (c)tsunoken
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