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2011年8月 2日 (火)

“瑞穂、羽村、福生”と言えば横田基地でしょ

 瑞穂町、羽村町、福生市と言えば米軍横田基地のある場所である。日本の公的資料では「横田飛行場」なのだけれども、実際には“U.S. AIR FORCE YOKOTA AIR BASE”と書かれている以上、やはり「横田基地」なのである。

2011_07_31_003_2 横田基地第2ゲート。本来の正門である第5ゲートは現在工事中なので、この第2ゲートが正門代わりになっている。

2011_07_31_015_2 横田基地の滑走路。っといっても雨で良く見えない。

2011_07_31_009_2 町は完全に「日本の町」になっているけれども、こんな英語の看板があるところが横田だ。これが豊島区あたりだとハングルと中国語の看板があるところだろうな。

2011_07_31_012_2 “MILITARY DISCOUT 5% OFF!!”という看板がいかにも基地の町、という感じだ。

2011_07_31_020_2 国道16号線の至ることろに掲出されている“REDUCE SPEED AHEAD”という看板が、いかにも横田らしい。まあ、要はここはアメリカだっていうことね。

EPSON RD1s Summicron 35mm F2 (c)tsunoken

 しかし、今は東アジアで戦争が行われているわけではなく、兵站基地としてのヨコタ・エアベースは一見のんびりしている。たまには艦載機の発着訓練なんかも行われているようだが、普段は輸送機や旅客機の発着が多く、それも週末では一層少なく、なんとものんびりした雰囲気だ。しかし、今でも在日米軍司令部及び第5空軍司令部が置かれており、いまだ「休戦」状態にある朝鮮戦争に関しては、国連軍の後方司令部も置かれているという、極東における主要基地であることには変わりはない。

 第二次大戦敗戦までは陸軍立川飛行場の付属として、陸軍の航空機試験場として使われていたというのが横田基地の前身であるようだ。敗戦後、米軍に接収されて横田基地となり、その後の朝鮮戦争ではB29の出撃基地として機能し、ベトナム戦争では補給拠点として積極的に活用されていた。朝鮮戦争時にことはよく知らないが、ベトナム戦争の際にはいまよりずっと多くの輸送機などが毎日飛んでいたことは覚えている。

 そんなベトナム戦争への厭戦気分が、一時期日本へ帰ってきた米兵とのドラッグやセックスにふける毎日に繋がっていたのが、村上龍の『限りなく透明に近いブルー』という小説であった。佐世保出身で、多摩美大を卒業した村上にとっては、こうした米軍ハウスでの生活がかなり実感を伴った生活であったのであろう。その米軍ハウスというのも、いまや殆どない。

 横田基地の脇を走る国道16号線というのも、横田から神奈川県の大和市や厚木に繋がる「米軍道路」として、その他の日本の道路とは全く雰囲気の異なる道路だった。つまり、国道16号線は、日本における唯一のアメリカ道路だった。道路周辺の雰囲気は完全にアメリカの国道。英語の看板が並び、米軍兵士相手の商売だけが横行し、それこそドルが通用していた道路ではなかったのだろうか。

 しかし、それから30年経って、いまや完全に日本の道路になって、横田基地だけが「日本の中におけるアメリカ」という状況になってしまった。勿論、今でも町には英語の看板がいっぱいあるし、米兵を相手にした商店はあるが、それとても米兵だけを相手にしては商売は成り立たず、基本的には日本人にアメリカ的な雰囲気を味わってもらおうという店が殆どになってしまった。

 まあ、それが健全なのだろうけれども、本当に健全なのは、こんな「日本の中のアメリカ」なんてものがないのが健全なのだ。沖縄なんて、こんな「日本の中のアメリカ」が常態化している社会なのだ。

 どう考えたって、おかしいでしょ。こんなのは・・・。

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