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2011年6月27日 (月)

ウィーンの光と色と田中長徳氏

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 銀座4丁目にある三愛ドリームセンター8階にあるリコーフォトギャラリーRING CUBEで『ウィーン 街の光・冬の影 田中長徳 写真展』を開催中である(7月10日まで)。

 田中長徳氏とウィーンと言えば『ウィーンとライカの日々』という写真集を思い浮かべるが、その本に出てくるライカで撮られたモノクロのウィーンのイメージと、今回デジタルカメラ(当然、リコーのGXR、GRD、CX5)で撮られたカラーのイメージが随分違うことに驚かされる。

 田中氏は1973年から1980年にかけてウィーンに在住。そのころ撮られた写真を中心に構成されたのが『ウィーンとライカの日々』であるわけで、まだ多少は第二次世界大戦の名残の残ったウィーンがどこか陰鬱なヨーロッパの雰囲気を残しているのに比べて、2011年の年初に撮られた今回の写真展の作品が妙な明るさをもってしているのは、分からないでもないが、それだけではない何かがありそうだ。

 田中氏がウィーンに滞在したのは別に自らの仕事があって行ったわけではなく、美佐夫人のバレエ留学に付き合ってウィーンに言ったのである。言ってみれば8年近くの執行猶予というか、特に予定のない8年間をウィーンで過ごしたわけである。無聊をかこっていたわけではないが、でも、それに近い状態で、何の目的もなく毎日毎日ウィーンの旧市街を散歩していたわけである。そんな「目的のなさ」がどことなく陰鬱な雰囲気となってあらわれたのかもしれない。勿論、その一連のモノクロプリントには女性下着メーカーの派手なポスターなんかも写っていて、よく見れば結構明るい題材が写っているわけであるのだが、でも基本的には「暗さ」が主調となっている。

 ただし、2011年のカラープリントもよく見れば写っている題材は昔のモノクロと同じようなものだ。おまけに色彩の乏しいヨーロッパではある。ということは、実は昔の写真も今の写真もたいして変わりはないという事なのかもしれない。

 ああ、それがウィーンの「光と色」なのか。

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 同じ銀座のニコンサロンでは下瀬信雄氏の『結界Ⅶ』というモノクロプリントの写真展を開催中(こちらは7月5日まで)。こちらは植物だけが写っている、なんか妙な写真展ではある。

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EPSON RD1s Summicron 35mm (モノクロモードで撮影) (c)tsunoken

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