フォト
無料ブログはココログ

Amazonウィジェット

  • Amazonおまかせリンク
  • おすすめウィジェット
  • Kindle

« 『ソーシャルメディア革命』じゃなくてブログ革命なんだよな | トップページ | 今日はありません »

2011年6月 1日 (水)

『カラー版 元気になる! 日本の森を歩こう』を読みながら日本の今後を考える

 そう元気になりたいのだ。そのために日本の森を歩くって、いいじゃないか。

『カラー版 元気になる! 日本の森を歩こう』(日本の森を歩く会著/洋泉社COLOR新書/2011年5月21日刊)

 紹介している日本の森とは;

まず巻頭に「屋久島/白神山地/里山/高尾山/伊勢神宮/明治神宮」が紹介されて、第一部では『魅力的な日本の森に出かけよう』として「信濃町 癒しの森/屋久島/戸隠(戸隠森林植物園)/天城山(天城山自然休養林)/命薬の森/高尾山/奥入瀬渓流/梼原町(久保谷セラピーロード)/明治神宮の杜/赤目四十八滝/東京水道水源林/利尻島(利尻島自然休養林)/トトロの森」が紹介。第二部では『森をよりふかく味わう』ということで「白神山地(青森県・秋田県)/生駒山(大阪・奈良県境)/片波川源流域の伏条台杉の森(京都府左京区京北・花背)/日本万博記念の森(大阪府吹田市)/海上の森(愛知県瀬戸市)/春日山原子林(奈良県奈良市)/田上山(滋賀県大津市)」が紹介されている。第三部は『森と木を理解するための20の知識』と言うわけだ。

 日本は国土のおよそ3分の2が森林(および山)である。たとえばこれがフランスやドイツに行ってしまうと、飛行機で上空を飛んでいるときによくわかるのだが、山で人が住めそうもない場所と言うのは殆どない位に平坦なんだな。フランスでは人が住めそうもない山というのはアルプス地方だけなのだ。ドイツでも黒い森地方くらいなものであり、そこだって平坦な森が続いているだけであり、あとはだいたい畑か人が住んでいる町である。それからすると、日本の上空を飛んでみると逆に殆どが人が住めそうもない山岳地帯であり、そんな場所には緑が沢山ある。それだけ日本という国は緑に溢れている国なのだ。

 とまあ、本書はそんな日本に生まれたことを了として、この自然を自らの糧としようということなのだ。森林療法ということもある。単なる癒しの元にもなる。そして、明治神宮やら日本万博記念の森とかいう、都会と近い場所にも森があるということ。これが大事だ。

 里山がある。しかし、今この里山が危なくなっているというのだ。元々、里山というのは人間の生活と密接に繋がっていたのである。里山の森は、人間にとって薪や炭をつくって最近まで(100年前位)はエネルギーの元だったし、落ち葉や下草は畑の肥料にもなっていたのだが、1950年頃からエネルギー革命が起きてガスや電気がそんな里山の近くにも押し寄せ、畑の肥料は化学肥料に変わってしまい、もはや里山の利用価値は無くなってしまった。結果、里山は放っておかれてしまい、その結果植生が大分変ってしまったというのだ。

 そんな里山だけではなく、日本の山の緑にしても、完全な自然のままの森林はないそうだ。いわゆる原生林というのは殆どない位に、昔の日本人は山や森と一緒に生きてきたのだ。そう、つまり日本人は自然とともに生きてきた。欧米の人たちが「自然を征服して生きてきた」のとは違う次元で日本人は「自然と共に生きてきた」のである。

 そんな意味では日本人はもともと「グローバルスタンダード」とは関係ないところで生きてきたのである。つまり、もともと日本人はガラパゴス化することは大前提で生きてきた。IT関係者がやたら日本も「グローバルスタンダード」に合わせなければ海外との競争に負けると言い募るわけだが、たしかに海外との競争に勝つためにはそういうことも必要なのだろうが、そんな事とは日本人は関係なくこれまで生きてきたわけで、これからも同じように生きていくだろう。

 それがガマンならん人たちは勝手に海外に行ってそこの企業に就職するなり、起業すればいいのである。で、日本に残った人間は、エネルギーを使わず、今から50年くらい前の生活を送ればいいのである。あ、パソコンだけは今の仕様でね。たいして電気も食わないし。

 そうやって、日本から日本人がどんどん出て行ってもらえば、日本もそんなに先々の苦労を負わなくて済むのだ。そう、みんな出て行って。君たちの活躍できる社会はもう日本にはないのだよ。海外にしかそんな場所はない。そいうことでどんどん出て行ってください。

 そうしたら、我々ジジイは森に行って健康になりますから。

 

« 『ソーシャルメディア革命』じゃなくてブログ革命なんだよな | トップページ | 今日はありません »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

里山も農業の変化と衰退で危ないが、山の森林も、杉や檜等の針葉樹(此れ等は人手をかけて手入れしないときちんと育たない)に植え替えられて林業の衰退で放置されている森林が増えていてとても危険な状況に有るそうです。広葉樹は根張りが深くて山崩れを防ぐ能力が高いのと、ドングリ等の木の実が生るので野生の動物の食料を供給出来るので森が豊かになるそうです。
最近、イノシシやクマが人里に頻繁に現れるのは、里山が無くなりつつ有る事と山奥の木の実が減って来ている事が原因とか。あと、花粉症も森の危機と排気ガスの複合要因で起きているみたいです。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/549500/51817133

この記事へのトラックバック一覧です: 『カラー版 元気になる! 日本の森を歩こう』を読みながら日本の今後を考える:

» ケノーベルからリンクのご案内(2011/06/01 08:43) [ケノーベル エージェント]
大津市エージェント:貴殿の記事ダイジェストをGoogle Earth(TM)とGoogle Map(TM)のエージェントに掲載いたしました。訪問をお待ちしています。 [続きを読む]

» ケノーベルからリンクのご案内(2011/06/01 08:44) [ケノーベル エージェント]
奈良市エージェント:貴殿の記事ダイジェストをGoogle Earth(TM)とGoogle Map(TM)のエージェントに掲載いたしました。訪問をお待ちしています。 [続きを読む]

» ケノーベルからリンクのご案内(2011/06/01 09:27) [ケノーベル エージェント]
吹田市エージェント:貴殿の記事ダイジェストをGoogle Earth(TM)とGoogle Map(TM)のエージェントに掲載いたしました。訪問をお待ちしています。 [続きを読む]

« 『ソーシャルメディア革命』じゃなくてブログ革命なんだよな | トップページ | 今日はありません »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

PEN PEN チョートクカメラ日記

自転車フォトグラファー 砂田弓弦

シュクレはお留守番

アローカメラ&我楽多屋

まだ東京で消耗してるの?