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« 『定年が楽しみになる生き方』を実践するのは、今からでは結構大変そう | トップページ | 『世界報道写真展2011』ではちょっと気分が落ち込み、外に出てくるとホッとする »

2011年6月12日 (日)

『収監』される前に出所後の日本を想定しているのだが

 そうかホリエモン、収監前の最後っ屁かな・・・・・・。

『収監 僕が変えたかった近未来』(堀江貴文著/朝日新聞出版/2011年6月30日刊)

 と思って「おわりに」を読んでみたら、あと7冊も刊行が予定されているらしいし、獄中からメールマガジンも発信する手はずも整えているらしい。監獄にいる人からのメルマガなんてのも前代未聞だし、これではさらにメルマガの読者は増えるだろうな。刑務所の中なんて知らない人が多く、そこがどんなところか発信すれば、結構読む人は多そうだ。結局、この人は最後の最後まで(ってまだ30代なのですが)ソーシャルな人なのだろう。そんなソーシャルであることを前提に生き、ソーシャルであることで生活をし、そしてソーシャルであることで蘇るのであろう。なーに2年半なんてのはあっという間に過ぎてしまう。普通はその時間は世間から完全に隔離されてしまい、その間に忘れ去られてしまうということなのだけれども、こんなに社会と繋がっている収監者なんて人はいない。はたして、どんな感じでホリエモンは「社会復帰」するのであろうか。

 で、本書はサブタイトルにある通り、日本の「近未来」がどうなっているのかについての、堀江氏なりの論考であり、希望なのであった。つまり;

『第1章 「検察・メディア」の近未来』では、特捜検察は本当に必要なのかを問い、検察と司法の関係を問い、新聞・テレビのラジオなみのダウンサイジングを問う。

『第2章 「インターネット」の近未来』では、上杉隆氏らが始めた自由報道協会などの開かれた記者会見を取り上げ、それらが守る「知る権利」について語り、ネット時代の著作権の在り方について語り、ネット選挙について語る。

『第3章 「新技術」の近未来』では、超小型CCDカメラを使った人間の可能性について希望し、電気自動車というこれまでの自動車産業にはあり得なかったオープンソースを希望し、現在堀江氏が手掛けている宇宙事業への希望をする。

『第4章 「日本人」の近未来』では、人材の世界的流動化を志向し、日本人の思考停止状態からの脱却を志向する。

『第5章 「日本」の近未来Ⅰ』では、主に日本の政治・行政・外交について提言をする。

『第6章 「日本」の近未来Ⅱ』では、主にネットにからむメディア新時代に思いをはせ、日本人の生活感について思いをはせる。

 要は、2年半たって刑務所から出てきたときの日本の有様についての、堀江氏としての希望が述べられているのだけれども、はたしてそのようになっているのか。

 残念ながら、実はそうはなっていないだろう。堀江氏が「はじめに」でも書いているように、『日本は1000年以上もの時間を大きな革命もなく乗りきってきた。だからこそ、日本人は自国の歴史を誇りに思っているのだが、逆に言うとマイナーアップデートを繰り返して制度疲労などが蓄積されているとも言える。例えば明治維新は革命に近いものであったが、実際には下級武士=官僚が起こした革命であり、真の意味での市民革命ではない。だから、司法制度などは江戸時代のお白州がそのまま生き残ったような制度になっている。メジャーアップデートが行われない状況下では数々の矛盾が置き去りにされているので、世界レベルで考えるとついていけない可能性が高いのだ』というそのまま、この状況は2年半ばかりの時間ではどうしようもなく変化はみられないのではないか。

 多分、いまから10年位経って日本がとんでもなく、どうしようもない国になってしまい、その時、本当の革命が起きれば劇的な変化が見られるかもしれなけれども、それまでは駄目だろう。むしろ、2年半経って堀江氏が出所してきたときがちょうど40歳。ウラジミール・イリイッチ・レーニンがロシア革命時47歳、レフ・トロツキーが38歳。つまり、革命の指導者には最も相応しい年齢だ。

 そう、革命は堀江氏自身が起こさなければならない。

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