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2011年3月19日 (土)

『定年後 年金前』は残り20年をどう生きるかということでしょう。どうしようかな

 もはやこんな本を読まなければいけない歳になってしまったのだな。

『定年後 年金前――空白の期間にどう備えるか』(岩崎日出俊著/祥伝社新書/2011年2月10日刊)

 と思ったら、最早遅いのだった。もう3年か4年前に読んでいなければいけなかった本なのであった。定年の4~5年前に読んで、定年後に備えましょう、ったってもうあと1年半しかないのだ。どうする俺? ってなもんである。

 Table of Contentsから;

第1章 年金不安を吹き飛ばす

第2章 定年後の再雇用か、個人事業か

第3章 定年後の個人事業の実際

第4章 無謀な個人事業にしないための7つの原則

終章  再雇用の道を選んだほうが良いケース(7つのタイプ)

 ということで、基本的には定年後に個人事業を始めることを勧める内容なのだが、勿論、定年後に始める所詮は小遣い稼ぎの個人事業であり、基本的には年金(国民年金+厚生年金あるいは共済年金)で足りない部分をちょっとした個人事業で稼ぎましょうという提案なのだ。つまり、定年後に始める事業で大儲けしたり、事業を大々的に拡大したりということは考えていない。当然である。事業を拡大しようというのであれば、それは別に定年後じゃなくても、普通の起業の問題である。そうじゃなくて、年金だけじゃ少し足らないでしょ。それに定年後にも何か生きがいと言えるものを探しましょう。という趣旨の提案なのである。それはそれ、例えばボランティア活動なんかに生きがいを見いだせればそれでもいいし、自分の家にこもって小説でも書くことで生きがいになればそれもいい(かみさんが嫌がらなければ)。まあ、それが出来ない人たちのために、多少は経済的にもプラスになるし、生きがいも見つけられるかもというのがこの本なのである。

 当然、個人とは言え「事業」であるから、それはそれでリスキーではある。そこで第4章では無謀にならないための7つの原則を示している。つまり『1:撤退のルールを決めておく(例えば、1年たっても黒字化しなかったら辞める)/2:企業倫理を遵守する(おいしそうな話にはのらない)/3:来た話には乗らない(それは当然ですね)/4:知らない分野に進出しない(もう長くは生きられないんだから)/5:1年以内の月次黒字転換を目標にする/6:「創業者の狂気」が自分にあるか(サラリーマンを長年やった人には難しい)/7:個人起業が楽しいと思えるか(これが一番大事)』ということである。つまりそれは結局、本人が「若々しい気分をもてるか」ということではないのかな。もう、若くはない。しかし、起業するには若々しいマインドが必要だ。そんな若々しいマインドを持てるかどうかが起業して成功できるか(成功ったって小遣い稼ぎ程度ですよ)どうかのカギであるのだろう。どんな企業であれ、個人事業であれ、始めた時にはみな「若々しい気分」のなかで始めるもんだ。そんな「若々しい気分」が持てるかどうかが、起業であれ個人事業であれ、重要なカギであるようだ。

 この本で良いところは、起業とか個人事業とかを考えずにそれまで勤めていた企業での再雇用を選んだほうが良いケースというのも書いてあるところである。つまり、「皆さん定年後は起業しましょう」ということを呼びかけていないというところ。こんな人は起業なんてことは考えない方がいいですよ、ということも書いてあるのは親切だ。ただし、ここに書かれている人たちは、だいたい起業しようとして失敗する人なのだろうな、とも思えるのだが。つまり『①腰が重い人/②批評家・評論家/③権力にしがみつく人/④仕事の話しかしない人/⑤ゴルフと麻雀の話しかしない人/⑥テレビと週刊誌しか見ない人/⑦同期や同僚が気になって仕方ない人』というのは起業に向かないので、再雇用を選んだほうがいいのだというのだが、まあ、実際にはこういう連中のなかで会社が再雇用をしなかった連中が「起業」をするんだろうな。で、皆失敗するのか。

 まあ、世の中は成功する人間と失敗する人間がいて、それでバランスがとれているので、定年後になっても成功する人間と失敗する人間がいてもおかしくない訳で、ただ単に定年後のジジイになって失敗するようなやつは、それなりの人生しか残されていなかった、ということなのだろう。

 ジジイがどうなろうが若い人には関係ないこと。ジジイが野垂れ死にしようが、起業で成功しようが(まあ、成功すれば若い人たちの一時的な就職先にはなるが)どうしようが、若い人たちには関係ないのだろう。

 だったら、どんどん野垂れ死にするのも、ジジイの宿命かもね。

 野垂れ死にすらならば、本当に「野」で「垂れ」「死に」たいですね。誰にも看取られずに・・・。

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