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2011年2月20日 (日)

ようは哲学には女はいらないってことでしょう

 問題は、女子大で哲学を教える意味ってことなんだよな。

『あたらしい哲学入門 なぜ人間は八本足か?』(土屋賢二著/文藝春秋/2011年2月10日刊)

 なぜ人間は八本足じゃないか、といったって八本も足がないからというしかない。しかし、こうした普通の人間の感覚では答えられないテーマを考えるのが哲学だと言ってしまえば、それはそうである。とはいうものの、そうした普通の感覚で答えられないテーマでも、発して意味のあるテーマと、まったく意味のないテーマもある。つまり「なぜ人間は八本足じゃないのか」というのはまさにここの問題において意味のないテーマなのである。つまり「バーカ」と言ってしまえばいいという問題。

 例えば、子どもが「空は何故青いの?」と聞いた時の反応。そこで土屋氏はある詩とその変化したものを示す。

 『なぜ星が輝くかを教えておくれ

 なぜツタがからまるのか教えてくれ

 なぜ空が青いのかを教えておくれ

 そうすれば、なぜわたしがあなたを愛するのか教えよう

 この詩は二番になると、これらすべては神の御業だと歌うものだったらしいんですけど、MITの学生が次のように書き換えたんです。

 星が輝くのは核融合のため

 ツタがからまるのは屈性(tropism 植物が曲がって成長する性質)のため

 空が青いのは光散乱法則のため

 あなたを愛するのは睾丸ホルモンのため』

 要は、こういうのを「身も蓋もない」というんですね。前者の詩に関しても前三行と最後の一行との関連はない。当然、後者のものは「詩」とは言えないものなのだ。無意味。

 で、哲学とは何かと言えば、ひとつには自然科学では証明できない事柄について、多分それはこういうことじゃないかなという人間の勝手な解釈を施すというのがその役割じゃないかなと、思うのだ。

 たとえば、「天動説」と「地動説」というのがあって、今は「地動説」の方が優勢ではあるが、「天動説」を信じている人も多いのだ。そこで、「地動説」の人たちはいろいろな天体の動きやなんかを使って「だから地球が動いているんですよ」的なことを言うけれども、「天動説」を信じる人は、「まあ、そんな動きもあるよね。でも、そんな動きが天動説なんじゃない」という具合に動じないのであります。

 つまり、哲学ってそんなもの。日々の生活とは一番関係ないものなのだ。そこで、お茶の水女子大学という大学で教鞭をとっていた土屋氏の苦悩(?)が始まるのである。それは、多分神戸女子学院大学というやはり女子大で哲学を教えていた内田樹氏と同じ苦悩(?)であろう。

 要は、「女と哲学」は基本的に相いれないものなのだろう。実際に、「子どもを産む性」である女性にとって、そんななんだかったとかいいうことよりも、まず子どもができるかどうかの方が大事であって、それについてどうのこうの言っても、実際の子作りには何の意味もないというところなのだろう。

 女には「哲学」はできない、とはっきり言ってしまえばいいのだ。土屋さんも内田さんも。女はジェンダー論のような実学しかないんじゃないかと、私なんかは考えているのだ。つまり、女にとっての「哲学」がジェンダー論なのではないか。ねえ、上野さん? いわゆる「哲学」は男だけが持ってようね、という不遜な発想(というか愚痴だなこれは)がこれらの土屋氏とか内田氏の本からは感じられるのだ。

 まあ、「哲学」についてはそんなもんだよね。あんまり「女性」には入ってくれないでほしいというのが本音でしょう。

 

 

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