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2011年2月 8日 (火)

ブログ本はやっぱりブログで読むほうが面白いということ

 「ちきりん」というのはブログ「Chikirinの日記」を書いている”おちゃらけ社会派”を自認するブロガーの名前であり、私もライブドアーの「ブロゴス」という幾多のブログからいくつか注目のブログを選んで毎日それを紹介するホームページでたまに読んでいたのだが、そのブログを元にした本がでたので買ってみたというわけなのである。

『ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法』(ちきりん著/イースト・プレス/2011年2月7日刊)

 ちきりんさんはバブル最盛期に証券会社で働き、その後米国の大学院に留学して後、外資系の会社で仕事をして現在は「働かない生活」を行っているという、つまり現在50歳くらいの、多分言い方は悪いけど「勝ち逃げ組」なのであろう。う~ん、うらやましい。といっても私ももうすぐそのような生活になるのだけれども。

 で、そのブログだが”おちゃらけ社会派”という割にはけっこうまじめに社会のいろいろな事象を取り上げており、そこにつけられたコメントもなかなか「正鵠を射ている」ものなのである。いやあ、なかなかこのおばさん、いいとこいってるなという感じではある。

 この本に収められた部分でも、『日本はアジアのイタリアに』なんかは素晴らしい。イタリアの「経済」「政治」「国際社会でのプレゼンス」「歴史」「首都」「田舎」「教育」「英語」「企業」「闇社会」「失業率」「格差」「出生率」「食事」「ファッション」「国家ブランド」「観光産業」「「文化」という各面での日本とイタリアの共通部分をあげ「まとめ」として『グローバル国家ではなく、超ドメスティック志向の国。「俺の国が一番いいじゃん」系』として『こう見てみると、既にほとんど一緒ですね。イタリアと日本の違いは「気の持ちよう」だけです。イタリア人の多くが「イタリアはこれでいい。すばらしい国だ」と思っているのに、日本には「これではダメだ!」という人が多すぎます。一部にそういう人たちがいてもいいけど、みんながそんなことを思う必要はありません』と結論づける。

 そう2月5日のブログでも書いたけれども、中国にGDP世界第2位の座を奪われたくらいはどうということもない。世界第10位くらいでまったり暮らしましょうよ、ということとまったく同じことをちきりんさんも言っているのだ。ちきりんさんの考え方の基本は『分相応に暮らしましょう』ということ。10年以上のローンは組まないし、大半の保険は不要だったり、情報商材は買わないし、宗教にも入らないし、要は「所有」を如何にして減らすかという生活を提案している。つまり『(1)できる限りのものをデジタル化し(2)できる限りのものをクラウド化し(3)できる限りのものについて、レンタル市場化する』ということ。今はそういう生活をしていても何の卑下も必要がないし、『「貧乏な家ほどモノが多い」~そんな時代がやってくるかもしれません』ということなのである。

 では、そんな時代になってしまったらますます企業の収益は圧縮されてしまうし、そんな企業は人を雇わなくなってしまう。じゃあ、若者はどうすればよいのか。それに対してはちきりんさんはこう答える。『(1)「雇ってもらう」ことを諦め、自営業でたべていこうと考える(2)若者にしかできないこと(高齢者にはできないこと)を学ぼうとする(3)経済成長を続ける中国やインドなど海外に行って働こうとする』ということ。まあ、それはそうなんだろうな。特にこの(1)と(3)が有望だろう。これからの若者は英語力なんかも我々とは段違いにつくだろうから、特に海外の就職市場は魅力だろう。

 まあ、頑張ってください・・・って、そうか、頑張るのもやめようという提案ではあった。

 とまあ、いちいち納得できるちきりんさんなのであるが、ひとつだけこの本には不満がある。つまり、ブログで読んでいた時となんか味わいが違うのである。ブログの時は、なあるほどそういう考え方ができるのね、と納得できた考え方なのであるが、本になってしまうとなんとなく、まあ普通のことを言ってるなという感じなのだ。

 多分それは、ブログが毎日とれたての旬の食材を手っ取り早く調理して食べさせてくれる鮨屋のつけ台で食べる寿司のようなものだとすると、本はその寿司を出前で食べるようなものなのだろうか。同じ食材を使っていながら、やはり新鮮さではねというところなのだろう。新鮮さというところではやっぱりブログで日々読むほうが新鮮ではある。その意味では、やっぱり寿司は出前よりは鮨屋で食べる方がよい。

 ということでブログを読みたくなった人はコチラへ↓

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/

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