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2011年1月 2日 (日)

実録 政治vs.特捜検察

 日本で初めて政治資金規正法違反で逮捕されました、っていうことは、それまでは政治資金規正法違反というのは形式犯でしかなかったということなのだ。

『実録 政治vs.特捜検察 ある女性秘書の告白』(塩野谷晶著/文春新書/2010年12月20日刊)

 つまり、それまで政治家の犯罪といえば「贈賄・収賄」というものがほとんどであったのが、「贈賄・収賄」では政策決定権のある与党議員しか捕まえられないし、手口が巧妙になってしまい、その罪で逮捕できることが少なくなったからなのだな。そこで、所詮ズサンな政治家事務所の収支報告書を元にした「政治資金規正法違反」ということになるのだ。しかし、元々ズサンな経理しかやっていなかった政治家の事務所である。そんなズサンな事務所の経理報告書自身を元に逮捕したって、そんな政治家を、あるいは政治家秘書を有罪にすることもできないはずである。

 ということで、所詮、政治資金規正法違反では、実刑判決が出たとしても執行猶予付きだし、これから行われるであろう小沢一郎案件では、多分、無罪になってしまう可能性が高い。やっぱり「政治資金規正法違反は形式犯」ということになるのであろう。

 ところで、現在はタレント活動をしている塩野谷氏だが、もう選挙には立たないのであろうか。やっぱり、こんな本を書くくらいなら、政治家になって特捜検察を逆に取り締まる法案なんぞを作ったりして、検察を取り締まるべきではないか。

 そもそも、検察特捜部というのは、戦前の特高警察と同じ、他から何の監察も受けないとんでもない組織なのだ。警察の場合は、検察から監察を受けながら捜査を行うが、検察の場合はそんな監察組織もない。まあ、問題は99.8パーセントという有罪率を維持しなければならないという問題。つまり、村木事件のように「無罪」になってしまうと、それはそのまま検察の「汚点」になってしまうということなのだ。

 そんな、次の「汚点」が検察審査会がらみで来月あたり起こりそうな予感である。それは、検察が一度はあきらめた立件であるが、某右翼組織のおかげで「強制起訴」となった事件であるが、まあ、それも結局は「限りなくクロに近い灰色」となって無罪になってしまうだろう。で、無罪になってしまった被疑者は、晴れて無罪を勝ち取ることによって政治家として晴れ晴れと復活するのである。

 まあ、たかだか「政治資金規正法違反」なんかで起訴するとこうなるという、モデルケースになるんだろうな。

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