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2011年1月17日 (月)

貧乏徳利なのだ

2011_01_15_005_edited1 エントランス

 実は青梅街道を青梅市に向かって自転車で走っている時にいつも気になっていた「東大和市郷土博物館」というのがあって、旧青梅街道を走って奈良橋を左折して芋窪街道との交差点のそばにあるのだが、今日初めて行ってみた。

 東大和という地域の中途半端さからいって、多分、民俗資料館のようなものだろうなという予感はピッタリ。要は、多摩湖(村山貯水池)によって壊された狭山丘陵の佇まいがどうやって今の時代になってきたのかという、歴史教科書をここに残そうということなのだろう。

2011_01_15_006_edited1 多摩湖(村山貯水池)、左上の方の狭山湖(山口貯水池)が入っていないのは、さすがに東京都東大和市の博物館なのであった。

 まあ、中は普通の民俗資料館という雰囲気で、東大和市の数万年前の関東ローム層の歴史とか、古生代から中世、近代、現代までの家の模型とか、村山貯水池の断面模型(それだけがここらしい)とか、戦争中の写真とか、昔の家に残っていた工作物やら、ここにもあった電話機とか(なんで電話機がどこの歴史資料館にもあるのだろう)がある、普通の歴史博物館ではある。

2011_01_15_013_edited1 典型的な農家の全体像。真ん中に家があって、右に畑、左が狭山丘陵に至る里山なんだろうな。

2011_01_15_015_edited1 慶應年間の定書。

 面白かったのが、いろいろ昔の家々にあったものを集めた場所にあった「貧乏徳利」である。というよりも、こうした酒屋と消費者の間に通用していた「通い徳利」を貧乏徳利というのは知らなかった。何故「貧乏徳利」というかということには諸説あるそうだが、「備前じゃなくてもうちょっと安い備後の徳利を採用したから備後徳利がなまって貧乏徳利になった」という説はちょっと信じられない。だって、じゃあ「貧乏樽」というのはどうやって説明するんだろう。まあ、やっぱり貧乏人が酒屋から徳利を借りて酒や醤油を量り売りしてもらったというのが普通の説明としては、なんとなくよくわかる。徳利に書いてある「吉田屋」とか「梅澤」というのは酒屋の名前で、それを酒屋が客に貸していてその徳利を酒屋に持っていくと、徳利に一杯入れてくれたのだろう。当然、支払いは年末一回だ。で、いつも百姓は貧乏なのだ。

2011_01_15_023_edited1

 ということで、東大和市郷土博物館のHPはこちら→http://www.city.higashiyamato.lg.jp/24,0,297.html

2011_01_15_026_edited1 プラネタリウムもあります。っていうか、最近プラネタリウムがある博物館が多い。コンピュータ制御になって、プラネタリウムの設置にお金があまりかからなくなったそうだ。

EPSON RD1s+Summicron 35mm / (c)tsunoken

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