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2010年12月 3日 (金)

赤線奇譚

 うわ~い、ギリギリ12月3日に間に合ったぜ。 

 カメラマン木村聡氏の〈赤線もの〉と言えばちくま文庫の『赤線跡を行く』が記憶に残っているのだが、こうした「写真だけ」の赤線地帯の写真集を出したかったのか、というのがこの写真集を出した思いなのかというところなのだ。

『赤線奇譚』(木村聡著/ミリオン出版/2010年11月25日刊)

 撮影されている場所を列挙すると、京都・五番町、福岡・久留米、大阪・堺、新潟・十四番町、名古屋・港陽園、山口・下関、高知・玉水町、東京・鳩の街、北九州・門司、香川・丸亀、北九州・小倉、広島・福山、金沢・石坂、福岡・直方、福岡・飯塚、岡山・西中島、福岡・田川、和歌山・天王新地、青森・青森、福井・勝山、福岡・福岡、千葉・松岸、東京・向島、横浜・吉野町、東京・澁谷、横浜・弥生町、東京・芝浦、横浜・若葉町、千葉・栄町、茨城・水戸、川崎・南町、名古屋・城東園、東京・新富町、金沢・東新地、茨城・常陸多賀、東京・玉ノ井、愛媛・今治、滋賀・彦根、北海道・帯広、東京・八王子、長崎・出雲、兵庫・丹波篠山、横浜・曙町、大阪・飛田新地、北海道・小樽、広島・福山、北海道・室蘭、千葉・松戸、福島・白河、横須賀・皆ケ作、横須賀・安浦、横須賀・柏木田、名古屋・港陽園、岡山・笠岡、京都・中書島、茨城・那珂湊、新潟・山ノ下、北九州・戸畑、名古屋・八幡園、香川・善通寺、福岡・直方、名古屋・中村、福岡・山田、佐賀・唐津、東京・大井町、東京・池袋、愛媛・松山、熊本・熊本、鹿児島・鹿児島、広島・広島、愛知・豊橋、佐賀・嬉野温泉、東京・千住、川崎・南町、大分・大分、長崎・稲佐、山形・酒田、奈良・大和郡山、兵庫・尼崎、茨城・玉川村、茨城・大洗、広島・糸崎、福井・武生、北海道・苫小牧、富山・滑川、京都・宮津。

 撮影時期は1993年から2005年までの間。つまり、木村氏が『赤線跡を歩く』(ちくま文庫)を撮影し、書きながら、それでも撮影した写真を、写真だけで本にしたかったんだろうな、というのがこの本である。

 まず、目立つのは木造モルタル造りの構造で、なおかつ「タイル貼り」で「丸窓」あり、という、当時では(いまから50年位前)モダンな造りの家だっただろうな、という造りであるということ。何故か、こうした(当時では)モダンな造りの家が赤線の家としてあったということは、もしかしたら、当時はこうした「娼婦の家」が実はいまならアイドル歌手のような存在であったのかもしれない。民主的に知られたアイドルでないけれども(というか、勿論当時はメディアなんてものはなかったのと同じようなものだったのだから)そこそこには知られたアイドルとして、その娼婦がいたのかもしれない、と考えると木造モルタル造りのモダン構造もそれなりに意味のあることなのかもしれない、ということに行きつくのである。

 まあ、別に「娼婦」の存在を認めるわけではないけれどもね。

 しかし、ここでもやたら写真に写っている「猫」ってものはどういう存在なのだろうか。翻って、「犬」はそれが写っている写真は1枚しかない。猫と犬ってそんな存在でしかないのかな。

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コメント

う~ん。じゃあ、猫はネズミも獲るし、愛玩にもなるってことですかね。体の大きさの問題なのかな。
私は、まあどうでもいいけど、でも猫の顔の「威張っている雰囲気」ってのが気ななるな。
犬はそんなに威張っていないじゃないの。
まあ、それは猫の責任じゃないのかもしれないが。

この当時の猫はもっぱらネズミを捕る動物として飼われていた様です。
あと女性の膝に乗って大人しくしている愛玩動物にもなりますからね。
それに反して犬はもっぱら番犬か猟犬であって女性の愛玩動物では無かったと言う事だと思います。

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