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2010年10月17日 (日)

都写美ふたつの写真展

 石原慎太郎都政の唯一の善政(う~ん、われながらしつっこい)とも言える東京都写真美術館でふたつの写真展(当たり前か)を見てきた。

2010_10_16_011_2 いつものお約束ショットですね

2010_10_16_015_2 都写美の写真 これ変えないんだろうか

2010_10_16_055_2 山手線

2010_10_16_077_2 BUCK-TICKってまだやってたんだ!

EPSON RD1s+Smmicron 35mm (c)tsunoken

 ひとつは都写美の収蔵展「二十世紀肖像 全ての写真は、ポートレイトである。」であり、もうひとつは「Love's Body art in the age of AIDS ラブズ・ボディ―生と性を巡る表現」である。

「二十世紀肖像」の方はやはり収蔵展であるから、今までに見たことのある写真ばかりがならんでいる。吉川富三の「裸婦座像」から、木村伊兵衛「大曲」の美しい農家の女性の写真を経て、荒木経惟「センチメンタルな旅」に至り、細江英公の「薔薇刑」に収束するといういつもの「都写美」のパターンを唯一壊しているのは森村泰昌の自画像くらいなものであろう。しかし、森村も都写美入りしてしまったら、今後も何度も作品が公開されるわけで、そうなると森村もまた「いつもの写真展かよ」という部分に収まらなければならなくなるのか、というところである。正直、だから何なのよ、という気がする展示である。展示写真も今まで都写美でも、写真集でもよく見てきた写真ばかりである。なにか発見があるかと予想してきた自分としては、ちょっと残念。

 こうして写真をならべているわけだけれども、そのすべてが「ポートレイト」であるというのだろうか。まあ、言えないことではないが、と言ってしまったら本当に「全ての写真はポートレイトだ」ということになってしまうというわけで、そりゃあないだろうとも思うのだ。被写体たる人からOKをもらって撮るのがポートレイトであり、そうじゃないのは要は「ドキュメント」であるとして撮影してきた我々の立場はどうなるんだ、というあだしごとはまあいいとして、しかし、この幅広さは何なのだろう、とも思える展示ではある。

 もうひとつの「Love's Body」であるが、9月5日にブログで書いたマグナムの写真展と同じ、HIV/AIDSに関する写真展である。ただし、マグナムと違うのはフォトグラファー自身がHIV/AIDSの患者である場合が多いのがこの写真展の特徴だ。マグナムの写真展は写真家自身はエイズの患者ではなく、そうしたジャーナリストの眼からみたエイズ患者を捉えていたのに対し、この写真展では自らもエイズ患者である写真家や芸術家の写真である。そのどこが違うのかと言われても、撮った写真はそのままの写真である。しかし、キャプションを含めてどこか物悲しいものがやはり自らもエイズ患者である写真家の方がある。撮影している自分自身がいずれこうなってしまうのか、という諦観がその写真にはあふれている。

 ただし、いまやHIV/AIDSは不治の病ではなく、しかし完治はしないが進行は止められる病んなっている。そんなことを知ったのなら、エイズ患者たる写真家の撮影画像も少しは変わるのであろうか。という感覚で見る写真展なのだろう。

 双方とも12月まで開催中。それぞれのURLは以下のとおりです。

http://www.syabi.com/contents/exhibition/index-346.html

http://www.syabi.com/contents/exhibition/index-340.html

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