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2010年10月13日 (水)

「新書だけ読んでりゃいい」というのは暴論だが、『新書がベスト』というのはアリかもしれない

 しかし、これだけ新書が数多く出てくるとむしろ岩波新書、中公新書、ちくま新書、講談社現代新書くらいしかなかった時代が懐かしい。当時は、講談社現代新書が一番軽薄短小新書だった(!)んだもんな。

『新書がベスト』(小飼弾著/ベスト新書/2010年6月20日刊)

 小飼氏に倣って本書の目次を書く。

序章 生き残りたければ、新書を読め

①なぜ今、本を読まなければならないのか

②新書以外は買わなくていい

Partt Ⅰ 新書の買い方、読み方

①読書レベル0からの【初級編】

②なんとなく読みはじめてからの【中級編】

Part Ⅱ 新書を10倍生かす方法

①タイトルから本の出来を測る

②ダメ本も味わう

③疑うことを楽しむ

④洗脳されずに自己啓発本を読む

⑤話題の本とは距離をおく

⑥ジュニア向け新書はこんなに楽しい

⑦複数の新書を同時に読む

⑧本で得た知識を活用する

⑨「超」整理法で本を整理する

⑩ウェブを使って本を読む

Part Ⅲ 新書レーベルめった斬り!

①貫禄ある老舗レーベル

新書スタイルはここから生まれた「岩波新書」

じくりと時間をかけて仕上げる「中公新書」

社会は老舗の風格「ちくま新書」

②新書界の革命児たち

目の付け所が光る「光文社新書」

新書ブームをつくった「新潮新書」

クリーンヒット率の高い「幻冬舎新書」

節操のなさが強みでもある「PHP新書」

すぐれた海外翻訳モノ「ハヤカワ新書juice」

③科学を楽しむ新書レーベル

科学系新書の元祖「ブルーバックス」

カラーと図版の勝利「サイエンス・アイ新書」

ハズレ率の驚異的な低さ「DOJIN新書」

④セットで買いたい新書レーベル

右寄りと左寄りで好対照「集英社新書」「文春新書」

コンセプトが迷走? 「講談社現代新書」「講談社+α新書」

事情はわかるが紛らわしい「角川oneテーマ21」「角川SSC新書」

大人こそ読みたい「岩波ジュニア新書」「ちくまプリマー新書」

⑤色が定着してきた熟成期レーベル

元祖「ライフハック本」「宝島新書」

かくも楽しきニッポン文化「平凡社新書」

実用知識をユンークな構成で見せる「新書y」

スゴ本、ダメ本 玉石混交の「青春インテリジェンス」

ルポが光る、新聞社系新書「朝日新書」

エコとエロが共存する「ベスト新書」

⑥テーマの鮮度が命の上昇中レーベル

IT好きにうれしいラインナップ「アスキー新書」

派手なグループの地味なレーベル「ソフトバンク新書」

今後が楽しみ「マイコミ新書」

終章 新書と電子ブックの未来

 とまあ、これだけ書けばほとんど、本書の内容は読んだも同然判ってしまう。まさに小飼氏が『出版社にも注文を付けておきましょう~私は書評を掲載するとき、ノンフィクイションの場合はほぼ必ず目次を載せるようにしています~見込み読者は目次を読んで、本の内容をある程度まで想像することができるでしょう。さらに、ツイッターやブログで本の感想や書評を掲載する際に、手間をかけずに引用できます』と書くとおり、さすがに自分の書く本にも同様に分かり易い目次を書くものだ。

 で、これだけある新書群だが、そのほとんどを読んだことがあるのに吃驚。読んだことのない新書としては「ハヤカワ新書juice」「サイエンス・アイ新書」「DOJIN新書」「ライフハック本」「新書y」くらいなものか。しかし、これだけ新書があると壮観ですな。しかし、それだけ新書を読んでいるということは、『ノンフィクションは新書で十分』とか『新書以外は買わなくていい』という暴論もあながち間違ってはいないのかも、という気にさせる。ただし、そうなると『これから正義の話をしよう』なんてコミュニタリアンのバカ本を読むことはできなくなってしまうわけで、やはり新書だけ読んでりゃいいという訳にもいかないだろう。まあ、話題に乗り遅れてもいいというのならばそれでもいいのだが、多分新書に興味がある人は、最近の話題に乗りたい人だろうから、そうなるとやはりハードカバーも読まなきゃね、というものなのだ。ということで、『新書以外は買わなくていい』というのは極論・暴論として却下。

 ところで、『二丁拳銃読み』というほど極端なことはしないが、私も同時に2~3冊くらいの本を読んでいることが多い。つまり、片方の本を読み飽きたら別の本を読むというように、本を読んでいる気分転換に別の本を読むというのは、きわめて効率の高い本の読み方なのである。これは逆にオススメの読み方である。また、新書ならいっぺんに何冊も持ち歩けるので、これは正解なので採用。

 基本的には「オススメ本」だが、しかしこの本を読むのならその分もっと新しい新書を読んだほうがいいのかもしれない。目次を読んで既にこの本を読んだ気になってね。

 ただし、自分の現在の「本読み」としての「立ち位置」を知るには便利な本だ。

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