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« 東京の真ん中の「空虚」な空間について | トップページ | 『芋虫』は『キャタピラー』よりエグい、がエグい分だけ反戦的ではない »

2010年9月11日 (土)

『イッツ・オンリー・トーク』VS.『やわらかい生活』裁判が結審・・・エッ、何で?

 何度かこのブログでも書いてきた脚本家荒井晴彦氏と作家絲山秋子氏の裁判が今日結審したので、その報告。

 結果は「原告(荒井晴彦氏)の請求棄却」というもので原告敗訴、法廷では主文の読み上げだけなので、詳しい判決内容と今後の方針(控訴するのかどうか)はシナリオ作家協会のホームページか、来月発売の『月刊 シナリオ』を読まないとわからない。

  VS.  

 そもそもこの裁判のことをよく知らない人に説明すると、絲山秋子氏の小説『イッツ・オンリー・トーク』を原作とした荒井晴彦氏脚本の映画『やわらかい生活』があり、基本的にこの映画の劇場公開・テレビ放送・DVD販売・海外販売などは絲山氏の許諾があったのだが、何故か、荒井氏のシナリオを『シナリオ年鑑』に掲載することだけを許諾しなかった。原作者に印税が入る映画の利用はOKだが、一銭も入らないシナリオの掲載はイヤ、というほど絲山氏も生活に困窮しているわけはないので、やはり出来ちゃった映画の利用は仕方ないが、もともと気にいってなかった脚本を小説と同じ印刷媒体に掲載することだけはイヤ、ということで許諾しなかったのだろう。

 しかし、それは映画の二次利用に関する原作使用契約の主旨からいっておかしい、横暴だということで「損害賠償1円(!)」を求めて荒井氏が訴えたというのが、本件の内容だ。昨年の7月に訴訟が始まって、2ヶ月に1回くらいのペースで口頭弁論があり、それが本日結審したということだ。

 別に荒井氏に味方をしているわけではない。荒井氏も絲山氏も、おまけに荒井氏の弁護人の柳原氏もよく知っている立場だが、客観的に考えて、「原作契約の二次利用に関する条項」がある以上、荒井氏側の勝訴を予想していたのだが、反対になってしまったのにはビックリ。法廷でも「エッ?」なんて反応があったくらいなのだが、はてさてどういうことだろう。

 まあ、裁判長も「こんなチンケな案件は面倒くせえなあ、適当にすましちゃお」的な雰囲気はズッとあったのだけれども、判決もそんな感じで行ってしまったのか、というのが今日の判決の印象だ。「地裁としてはこういう判決なので、好きなら高裁に行ってやってよ」ということなのだろう。そんな感じの、今日の判決ではあった。

 詳しい判決内容が判ったらご報告します。

 

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