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« 『撮る自由』は撮られない自由とともに。公表する自由は公表されたくない自由とともに。 | トップページ | 2010カレッジフットボール開催! »

2010年9月 5日 (日)

ふたつのマグナム展

 マグナム・フォトにかかわる写真展がふたつ行なわれている。

Book11

(c)Paolo Pellegrin/Magnum Photos

 世界基金/マグナム・フォト共同制作写真展「命をつなぐ マグナムの写真家が見たエイズ治療の最前線」という写真展で、8人のマグナム所属の写真家が9カ国のエイズ患者を同時並行的に取材し、エイズ患者の命と人生に劇的な変化をもたらしたエイズ治療のインパクトを作品を通して紹介するというもの。

 現在、エイズは複数の抗HIV薬を併用した新しい治療法が始められることにより、「死の病」ではなくなり、普通の「慢性病」へと劇的な変貌を遂げている。しかも、これは最初一部の先進国だけの事情だったのが、日本を含む先進国や世界基金(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)などの国際機関が、発展途上国におけるエイズ治療のために支援を開始したことにより、この数年、アフリカやアジアの貧しい国でもエイズ治療が可能になり始め、何百万人もの命が救われるようになった。

 しかし、まだまだ完全とは言えない。そのためにこうしたキャンペーン的な写真展が行なわれているのだろう。展示写真には、勿論そうした支援の賜物として、エイズから回復し、元気を取り戻した人たちの姿が収められている。とはいうものの、治療の開始が遅すぎて命を落とした人の話もあるし、まだ完全には行なわれていないエイズ治療の実態も描かれている。

 基本的には、エイズから回復してたくましく生きる人々の姿が捉えられている写真が多いこの写真展。エイズにかかわる写真展といっても、そんなに暗い写真は殆どない、マグナムにしては珍しい写真展である。

 9月5日から9月22日まで、有楽町朝日スクエア/ギャラリー(有楽町マリオン11階)にて

●展覧会サイト http://www.magnumphotos.co.jp/inochi/

Book31

(c)Martine Franck/Magnum Photos

 もうひとつはマルチーヌ・フランク写真展「麗しき女性たち」という写真展。

 マルチーヌ・フランクと言えば、アンリ・カルチエ=ブレッソンの妻として有名だが、彼女が女性たちの写真だ。写されているのは、様々な労働者、京都の芸者、映画女優、芸術家、作家、演劇人、その他無名の人々など、関係なくとにかくマルチーヌ・フランクが出会った世界中の様々な女性たちがそこには写し出されている。

 マルチーヌ・フランクは語る「写真家としての人生を通じて、私が常に心がけてきたことがあります。それは、自分が尊敬できる女性を被写体にすること、つまり自分の人生を使って何か特別のことを行なった人、自分の運命に流されまいと抵抗した人をカメラに収めること。もう一つは、娘や孫娘、親友たちといった私の親しい人たちを撮影すること。今回のコレクションでは、そうして撮影してきた女性の写真だけを集めました」と。

 そうした女性たちを賛美する様々の写真を、まさに女性のための場所である、シャネルという場所で展示するのである。ちょっと男は入りづらい? 場所でやっている写真展である。しかし、展示されている写真は、男が見ても気持ち良くなる写真ばかりだ。

 まあ、勇気を出して行ってみてください。

 9月14日までシャネル・ネクサス・ホール(シャネル銀座ビル4階)にて公開中

 http://www.chanel-ginza.com

 

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