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2010年9月29日 (水)

『iPadでつくる「究極の電子書斎」』はなかなか素敵なんだけどなあ

 またまたいわゆる「iPad本」か、じゃあクサそうかと思ったらそうではなく、蔵書をスキャンしてPDF化し、ハードディスクに収めてしまおうという提案であり、iPadはそれを読むためのツールであるという位置づけである。まあ、これならクサす必要はないだろう。

『iPadでつくる「究極の電子書斎」』(皆神龍太郎著/講談社+α新書/2010年9月20日刊)

 確かに、本というものは自己増殖するメディアであり、「ブツ」である。私も、現在の家に引っ越すことになった際にかなりの量の本を処分し、そして新たに書架を買ったのだが、すでに3年たってその書架もいっぱいになってしまっている。

 成毛眞『本は10冊同時に読め!』(三笠文庫)ではないが、やはり同時に3~5冊くらいの本を読みつつ、年間約200冊くらいの購入量になると、さすがにすぐに書架はいっぱいになってしまう。なるべく文庫本や新書などあまりかさばらない本を選んでいるつもりなのだが、そうとばかりもいかず、普通の四六判の本や大きな写真集なんかも買ってしまうからなあ。そういう状況からすれば、それら蔵書をスキャンしてデジタル化してしまうというのは、実に理にかなっている方法ではある。

 私も以前同じようなことを考えていた時期はあるのだが、当時はスキャナーと言えば、フラットベッド型かフィルム・スキャナーしかなくて、しかもスキャンした画像は1ページ毎にJ PEG画像になってしまい、それをいちいちPDF化して全ページをひとつのファイルにしつつ、順番に読めるようにするというテクニックを持たない私は、それを諦めたということがあった。

 しかし、この本を読むと、プリンターのような連続ページ・スキャナーがあって、如何に簡単にPDF化ができるかのように書いてあるので、「うん、これならやってみようかな」という気にもなるのだが、いや待てよ、それでも数千冊の蔵書を全部スキャンするのに1年くらいかかっている。はたして、1年かけてスキャンするのに足るような蔵書を私は持っているのだろうか? 

 つまり、最近よくあるような「お手軽新書」なんかをスキャンするのは逆にもったいないような気もする。そして、私の最近の読書傾向はそんな「お手軽新書」が随分あるのだ、ということに気づく。ということは、そんな「お手軽新書」は読まなければいいのだが、しかしやはりタイトルの付け方がうまいんでしょうかね、思わず手に取ってしまうのである。で、読んでから大失敗したことに気づくなんて、馬鹿ですね。で、ブログで悪口を書いてしまうのだ。だったら読まなければいいのだが、他人の書いた書評なんかを参考にして読むか読まないかを決めるのは悔しいじゃないですか。で、タイトルで読む本を決める。そうするとタイトルに騙されてという悪循環。まあ、それも読書の楽しみと言ってしまえばその通りなんだけれども・・・。

 皆神氏は「全部の本をスキャンせよ」と言っている。その通り、いちいちスキャンするたびに「これはスキャンする意味のある本だろうか、そうじゃないのだろうか」なんて考えていると、時間がかかること夥しい。それでは結局、引っ越しする時に捨てる本、持っていく本を選んで売るうちに再びその本を読み始めてしまうのと同じ、最後はカミさんから「引っ越し準備が進まないじゃない、いい加減にしなさい」と叱られてしまうのがオチなのだ。

 一部の写真集などを除けば、あまり本に対してのフェティシズムは持っていない。だったらこの「全蔵書スキャン」に私も挑戦してみようかしら。調べてみたらスキャナーもそんなに高い値段ではないし、だいぶスキャンする時間も少なくなってきたようだ。

 でも、そうなるとこれまで捨ててきた本はどうなるのだろう。

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