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« 「森でクソをする方法」なんて本が生まれるくらい文明化してしまったアメリカ | トップページ | 川崎球場といっても昔と今とは随分違う »

2010年8月27日 (金)

「ガラパゴスでいいじゃない」というのはその通りだが、それって勝ち逃げってことじゃないの

 なんか読んでいて既視感があるのでよく見たら「日経ビジネスオンライン」に連載されていた対談をそのまま収録した本なのだ! 違っているのは各章末に載っている岡氏・小田嶋氏へのアンケートの答えが載っていることぐらい。これも対談のネタの為にやったアンケートなので、もともとの材料を収録しただけで、新しい資料ということではない。

 こうしたネット上で「タダ」で読める材料を収録しただけのお手軽本が売れるなんて。いやあ、だから出版社はやめられまへんなぁ。ほんと、『街場のメディア論』の内田センセに叱られそう。でも内田氏もブログネタを本にしているのだから、同じ穴の狢か。

『ガラパゴスでいいじゃない』(岡康道・小田島隆著/講談社/2010年8月26日刊)

 小石川高校、早稲田大学で同期生の1956年生まれの二人の、まあ漫才のようなやり取りを収めている。岡康道氏は早稲田大学法学部を卒業後、電通に就職し、その後独立してクリエイティブ・エージェンシーTUGBOATを設立した「やり手」のクリエイター。小田嶋隆氏は同じく早稲田大学教育学部を卒業後、味の素ゼネラルフーズに就職したが8ヶ月で退職し以後フリー。いまや辛口コラムニストとして大活躍している。

 小田嶋氏はかつて『噂の真相』という、この種の雑誌としては超売れていて、黒字のうちに休刊した岡留安則氏が出していた雑誌に「無資本主義商品論」を連載していて、その頃から注目をしていたのだが、最近では上記「日経ビジネスオンライン」で「ア・ピース・オブ・警句」という連載をしていて、なかなかスルドイ指摘を度々しているので注目している。その小田嶋氏の本だっ! と思って読んだら「なんだ既に読んだじゃん」という訳である。

 最近の「日経ビジネス」はオンライン版だけでなく、結構面白く読める雑誌になってきた。

 しかし、デファクト・スタンダードだとかグローバル化だとかは関係ない「ガラパゴスでいいじゃないか、ついでに鎖国もしちゃえば」とは2月18日付けの当ブログだが、それは多分にそろそろ「逃げ切り」の態勢に入った1951年生まれということも関係している。1956年生まれの二人はまだ54歳である。それで「逃げ切り」はちょっと早いんじゃないの? という気もするのだがどうなのだろう。

 更に言うと、佐々木俊尚氏の言うところの「ガラケー」ガラパゴス携帯だが、いまや逆にiphoneやアンドロイドのほうがカメラやらメール機能やらWeb検索だとかアプリだとか電子書籍だとか、段々ガラケー化してきている。これで「お財布ケータイ」機能が付いちまえば、完全にiphoneのガラケー化だ。面白いですねぇ。デファクト・スタンダードのガラケー化ですよ。ということは、そのことまで読み込み済みでこんなタイトルをつけたのだろうか。だとしたら慧眼。でなかったら結果オーライか?

 まあ、結果オーライの方だろうな。

 それと、ナビゲーターの清野由美氏が時たま見せる「スルドイ突込み」が面白い。

 しかし、最近こうしたお手軽本やらお気軽新書ばかり読んでいる俺ってなんのだろう。もっとしっかりしろ、俺!

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