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« 『電子書籍の衝撃』はあまり衝撃的ではないということ | トップページ | 『座頭市』って実在の人物だったんだ、ということに吃驚 »

2010年8月10日 (火)

『あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの』と言われても、何も変わりません

 書かれている内容はごくふつうの夫婦の事柄であり、特別なことはない。ただし、特別なのは夫が日本国総理大臣であるということなのだ。

『あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの』(菅伸子著/幻冬舎新書/2010年7月20日刊)であるが、別に菅直人が総理になったからといって、何も変わることはないのだ。

 というか、まだ6月4日の民主党代表選から2ヶ月足らずで、その後は参議院選挙があったので、実質的な菅政権の仕事はまだ始まっておらず夏休み。仕事始めは秋になってからという状況である。いま、菅政権になって何かが変わったのか、と言えば、何も変わっていないというのが正解だ。おまけに、9月に予定されている次の代表選で負けてしまえば、「何もしなかった超短期政権」ということになってしまいそうだ。

 しかし、突然夫が首相になった専業主婦が今何を考えているのか、考えていないのかはよくわかる。まさに「まえがき」に書くように、「私が話したことをまとめてもらったものをベースに構成しています」というままの、「語り下ろし」本でありゴーストライターが書いた本であることはよくわかる。まあ、そうでもない限り、こんな早くに出版はできないだろうから。

 まさに菅伸子氏が「家庭内野党」というように、そうした「普通の主婦」の立場が語られている。しかし、そうした伸子氏の語る言葉のひとつひとつが、夫・直人氏の立場を鮮明に語る文章になっており、要は菅政権を支えるひとつの要件であることは間違いない。

「第四章 菅伸子の代表質問は、実は菅政権のキモかもしれない。最小不幸社会について、消費税について、食料品非課税について、子ども手当て、高校無償化について、高速道路無料化について、教育の地方分権について、普天間問題について、死刑について。それぞれ、主婦の立場からの提言をしている。

 ま、夫を守る主婦の本である以上、それは仕方のないことではあるけれども。これも、菅政権の一側面であるとして読むべき本だろう。

 それ以下でも、それ以上でもない。おまけに、今のうちに読んでおかなきゃ、間に合わないかもしれない。

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