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2010年7月17日 (土)

小沢起訴再び、第一検察審査会なんてものあったなんて知らなかったよ

 4月に第五検察審査会が民主党の小沢一郎氏を不起訴とした検察の判断に対して「起訴相当」という、検察検査会の判断を示した際にも書いたのだけれども、あまり検察と言うプロの判断理由を無視しない方がよいということをまた書く。

 今度は第一検察審査会が、別時期の小沢派の政治資金に対しやはり不起訴とした検察判断に対し「不起訴不当」という判断を出したことはご存知のとおり。多分、参議院選挙も終わったところなので、選挙に影響がでないタイミングでもって出された判断なのだろう。

 今回は「不起訴不当」ということなので、4月の「起訴相当」という判断の際の検察審査会メンバー11人中8人以上という賛成は得られなくて、11人中6人以上の賛成でもって「不起訴不当」ということになったようである。つまり、前回「起訴相当」に対してやはり「不起訴」という判断を改めて出した検察の態度にあるように、今回もやはり検察としては「不起訴」という態度を繰り返すだろうということである。

 まあ、今回はどんな「市民団体」が訴えたのかは知らないが、よっぽど小沢氏に対して恨みを持っている「市民団体」なのか、あるいは前回の第五検察審査会と同じ「市民団体」なのかは良くわからない。

 前にも書いたのだが、自民党の金丸氏についてさんざんマネーロンダリングについて学んだ小沢氏である。自民党が解党した際に金庫の中の数十億円まで持ち出したという小沢氏である。当然、そんなことを検察庁から探られることは百も承知の上だろう。問題は、それが分かっている検察としては、小沢氏がグーの音も出ないような物的証拠を出せない限りは、公判維持は難しいだろう、有罪化はできないだろうという判断をしたのだろう、ということである。つまり、検察としては被疑者と有罪に追い込めない限りは起訴をしない、ということ。つまり、せっかく起訴をしても被疑者が無罪になってしまっては、検察の「汚点」になってしまうという判断である。

 ということで、検察判断で不起訴とする理由は良くわかるのだが、そこを我々側の考え方に持って行ってしまうと、裁判所の判断が出ない状況の中では、小沢氏は「かなり真っ黒に近い人物」であり「ほとんど犯罪人」である。しかし、「真っ黒」でない限りは「白」と言うのが法律判断である。「真っ黒に近い」では「白」と同じであって、ダメなのだ。そこで、検察としては「不起訴」にしておけば、いつまでも小沢氏は「かなり真っ黒に近い人物」であり続けるのに対して、起訴してしまって結果「無罪」になってしまえば、小沢氏は完全に「白」ということになってしまう。こんな人物が、どこからみても「真っ黒な人物」が「白」になっていいのか? という判断が検察側にあったのだろう。その結果が「不起訴」という判断なのだろう。

 したがって、検察判断に対して異議を唱えることも無意味ではないと思うが、上記の意味も含めて判断する必要があるだろう。「白か黒ははっきりしない問題は、かえってそのままにしておいたほうが、永遠に黒という判断ができる」というのも判断のひとつだろう。

 で、問題の第五検察審査会であるが、「起訴相当」という審査会の判断に対して、再び「不起訴」という判断をだした検察である。したがって、第五検察審査会としては、またまた審議に入り、再度「起訴相当」という判断を出すのか、あるいは検察判断に従うのかが注目されるのだが、どうもそうはいかないようなのである。

 当初は、参議院選挙の終了をまって第五検察審査会の判断が出されるのではないかという話もあったのだが、問題の第五検察審査会の審査補助員を務めた米澤敏雄弁護士が検察審査会の評議の内容を外部にモラしてしまったという、検察審査会法の守秘義務違反という問題が出てしまって、審査がストップしてしまっているようなのである。その結果、7月中の審査会議決は不可能となり、8月になってメンバーが入れ替わった審査会でどういう判断が出るかはまったくわかっていない。米澤氏もそんなケチがついた審査会なんかもう付き合う気はないだろうし、新メンバーとなった審査会がどんな判断をだすかは、だれも分からない。そんなことをしているうちに、小沢問題も「風化」していってしまって・・・。

 小沢氏は「永遠にほとんど真っ黒な疑惑の人」ということにしておいた方が、いろいろ本もかけていいのにね。

 

 

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