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2010年7月 7日 (水)

『ニッポンの大学』改訂版を望む

 サッカーワールドカップが終わって(終わってないってば!)、と思ったらツール・ド・フランスが始まってしまい、今日はもう4日目だ。眠れない毎日が続いてしまい、思わずこのブログも更新ができない毎日が続いております。でも、この本を読みました(古いけどね)。

『ニッポンの大学』(小林哲夫著/講談社現代新書/2007年12月20日刊)

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%A4%A7%E5%AD%A6-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%B0%8F%E6%9E%97-%E5%93%B2%E5%A4%AB/dp/4062879204/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1278428649&sr=8-1

 いま、ある理由があって小林哲夫氏のこの本を読んだのだけれども、いやあこんな面白い本があったのねというところだ。

 なにしろ、208の項目にわたって日本中の大学を「格付け」しているのである。こうなってしまと、「どこかに」「自分の出た大学が」「出てるかもしれない」ということで、皆読んでしまうかもしれない、という可能性があって、日本中の「大学卒業者が読むかも知れない」という理由でマーケティングされ、出版されたのであろう。そんな訳はないけどね。

 しかし、「タイムズ」の大学ランキングに始まって、「新聞の逮捕者報道で名前があがった大学」ランキングに至るすべてのランキングにおいて、第一位ないしは(スポーツ関係以外は)常に上位にいる「東京大学」って、やはり「東京大学」なんだろうな。わが中央大学(すいません私の出身大学)は元々、早慶大学の中で目立たない大学なんだけども、やはりこうした統計では常に「中位」にいる地味~な大学なんだなと、再認識させられた。

 しかし、例えば「キャビンアテンダント(CA)になるための(に有利な)大学」もあるそうで、「関西外語大」「青山学院大」「立教大」がベスト3であるそうな。しかし、CAになったとしても入った会社次第、この当時はまだJALが幅を利かせていた時代だろうが、いまやJALなんかクズ会社だし、そこのCAになったとしても多分給料は下げられてしまうだろうし、「あこがれの職業」ではなくなってしまった。というか、CA自体がいまや「単なる接客業でしょ」となって、職業的地位もだいぶ下がってしまった。

 女子アナウンサーも同じである。「慶應大学」「早稲田大学」「上智大学」「立教大学」というおなじみの大学が並んでいるが、いまや民放テレビの女子アナウンサーは「安い出演料で使えるタレント」でしかなく、彼女たちにジャーナリストとしての使命感とか、そもそもジャーナリストであるという自覚を求めることも放送会社は考えていない。アナウンサーが自らジャーナリストたらんとして立つ位置を考えようものなら、自らそうした社会の中で発信していくか、あるいは独立して「ジャーナリスト宣言」をするしかない。

 いずれにせよ、面白いのはCAにしてもアナウンサーにしても、そうした職業を養成するためのコースは大学にはないということだ

 当たり前である。大学は「職業訓練校」ではないのである。「教養を身につける場」なのである。本来はね。

 しかし、いまやそうした「職業訓練校」的な大学が「偏差値低いからせめて職業訓練を」という要請(誰からの? 親からの? 企業からの?)から増えているのだ。だったら、2年制の職業訓練校でいいじゃないかよ、といってしまっては親の要請にはこたえられないようなのだ。「なにがなんでも大学」なのだそうである。まあ、大学に行けば取り敢えず「4年間」は次のステップ考えないですむからね。何だ、要は親のための今の大学制度なのね。

 ということが、よくわかるのです。

 ひとつだけ要請を。できればこの本を改訂してほしい。例えば。香山リカが帝塚山学院大(現在は立教大学)とか五百旗頭真が神戸大学教授(現在は防衛大学校)というのを変えて、新しく「今」の状況に変えれば、毎年の受験生の大学選択基準になるのになあ、と考えたのである。

 

 

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