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2010年7月22日 (木)

女性が元気がいいのは良いことなのだが・・・

 ということで、いまだに元気な勝間和代さんの本である。勝間氏のこの本は香山リカの『しがみつかない生き方』に対する対論として書かれたものであるが。

『やればできる』(勝間和代著/ダイヤモンド社/2010年5月28日刊)

 勝間さんは、だからこそプロローグにこう書くのだ。

 しかし、だからこそ、この本はその答えとしてあえて書きました。

 すなわち、「〈勝間和代〉でなくても、〈勝間和代〉のように努力できる本」です。

 と。しかし、それは書けば書くほど『しがみつかない生き方』からは遠い方に行ってしまうのだ。

「しなやか力」「したたか力」「へんか力」「とんがり力」という、四つの段階を経て現在の勝間氏があるという。たしかに、それはそうであろう。そこに書かれている、「しなやか力」とか「したたか力」とか「へんか力」とかは、男社会でも十分必要な能力である。勿論、その結果のとしての「とんがり力」なんてものも、完全に男社会のもとでは当然のことだと思われている物なのだ。

 要は、勝間さんは「男社会」のなかで生きていく為の「生き方」を提案しているに過ぎない。というか、現実の自分の生き方を示そうと思えば、そんな「男社会」での自分の生き方を示すしかないのだろう。

 勝間さん自身は「男女共同参画社会」を目指していたり、「格差是正」を目指していたりする人であり、それは香山リカ氏と目指す方向はそんなに変わっっていないはずなのだろけれども、その過程での自分の生き方をみれば、それは「男とごして生きる」ということなのだろう。現実に、そんな生き方をして今の勝間氏のポジションはあるのだ。

 香山氏はそんな「男とごして生きる」生き方を、そんなにむりしなくても・・・ということで『しがみつかない生き方』を書いたのであろうけれども、それは勝間氏には理会できなかったのかもしれない。

 本当は、香山氏も勝間氏も、言っていることはそんなに違っていないのだけれどもなあ。

 まあ、取り敢えず、勝間氏の言っていることは、間違ってはいない。というよりも、こうした「自己啓発本」に書いてあることは基本的には間違ってはいないのだ。問題は、そこに書いてあるようなケースに自分が当てはまるかどうか、ということでしょう。

 当てはまる人は、書いてある通りに自分を導けばいい、でなければ、別の自己啓発本を探すだけだ。

 自己啓発本なんてものはそういうものでしょう。

 さすがに巻末に収められている「知的生産系魔法の7つ道具」のすべてがデジタル機器である事は、まあ、そんなものだろうな、という気がした。ここに一つぐらいアナログ機材があっても良かったのにな。でも、それこそ「男の世界」なのだろう。

 ひとつだけ、勝間さんにお願いしたいことがある。代議士にだけはなるな・・・ということである。

 以上、iPod版で読んだ。というか、こういう本ならiPod版でも十分だ。

 

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