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« 自衛隊の実態って何だろう | トップページ | ファビアン・カンチェラーラに感激 »

2010年4月11日 (日)

所詮、時間つぶしの本ってこなんもの?

 藪塚まで行く途中の時間つぶしのつもりで買った本である。『まな板の上の鯉、正論を吐く』(堀江貴文著/洋泉社新書/4月21日刊(?))。「まな板の上の鯉」とは、現在最高裁に上告してその裁判の結果を待つだけの状況にいる堀江貴文氏の立場である。しかし考えてみれば堀江氏が「無罪」になることはほとんどない。が、検察側の思い次第ではどうなることか、というのが今の堀江氏の「まな板の鯉」状況なのだろう。

 しかし、読むのに1時間半か2時間というまさに「時間つぶし」の本である。読んでみればこれは、取材にせいぜい3時間から5時間インタビューをして、それでまとめた本であることはよくわかる。最近よくある「簡単に作れる新書」というもの。内容もそれだけのものでしかないのだが、それに対して「740円+税」を払う気持ちがあるかどうかである。まあ、まさに「時間つぶしのため」の「時間つぶしにつくった」だけの本であるといってしまえばいいのであるが。

 すごいのは、この本の内容で、第1章から第6章まで全部で108の、堀江氏に対する質問と答えが書いてあるのだが、その第1章から第6章までのページ数の割り振りを観ていると、この本んの作成者の意図が見えてくる。その割り振りはまず第1章「ビジネスについて」が36ページ、第2章「マネーについて」が12ページ、第3章「政治について」が58ページ、第4章「事件について」が16ページ、第5章「交友術について」が38ページ、第6章「未来について」が19ペ-ジという具合。要は、ホリエモンに将来の日本政治について語らせようという企画なのだなということが分かってしまうのだ。でもそんなことを堀江氏に期待してもねえ。

 しかし、堀江が政治的な指向を持っている訳ではないし、たまたま自民党から選挙に出てみないかと誘われてその気になったこともあったけど、政治についてはそれ以上に参加する気はないようだ。

 であるならば、この本の立ち位置ってなんだろう。

 多分、この本の企画者たちは、この本の「立ち位置」なんてことは考えていないのであろう。でも、そんな本の企画の仕方ってあるのであろうか。自分が作った本が世の中でどうゆう風に見られているのか、は実に気になることである。「売れているかどうか」は気にはなるけど、それ以上に「どうやってみられているか」の方が大事だ。

 残念ながら、この本『まな板の上の鯉、正論吐く』の編集者からは、この作品についての情熱が見えないのだ。

 まあ、簡単に本を作るのはいいが、すくなくとも資源の無駄遣いであることだけは間違いない。

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