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2010年3月 9日 (火)

まだまだカメラマン・・・だって?

 フォトグラファー石川文洋氏の新作『まだまだカメラマン人生』(新日本出版社/2010年2月28日)を読む。

 石川氏と言えばベトナム戦争である。朝日文庫のぶ厚い2冊、『戦場カメラマン』『報道カメラマン』を読んだ人は多いと思う。あるいは枻出版社の2冊『石川文洋のカメラマン人生 貧乏と夢』『石川文洋のカメラマン人生 旅と酒』かもしれない。いずれにせよ、石川氏とベトナム戦争は切っても切れない関係にある。しかし、石川氏とベトナム戦争の関係でいえば、毎日映画社をやめ、香港の通信社にいたときにたまたまベトナム取材があって、その後ベトナム戦争に立ち会ってから、朝日新聞に入社する4年間の間でしかない。その、4年間の間が石川氏の一番多感な20~30代にあたっていたということと、やはり強烈な従軍取材ということがことがあるのだろう。私たちも、石川氏というと「ベトナム戦争」という思いがあるのだ。

 石川氏にとってもベトナム戦争は特別の思いがあるのだろう。その後の戦争にも従軍したり、第三者の立場からも取材はしているのだが、やはり、その思いはベトナム戦争の際の体験から思い起こすことが多く、その比較というか「ベトナム戦争ではこうだったんだよね」的な書き方が見られる。

 その、石川氏の新作である。なんかこの時期あまり書いていないなという感じはあったのだが、それが心筋梗塞という病を抱えていたことは知らなかった。カバーの写真は、まさに石川氏のいつもの写真というか、四国巡礼の最中の石川氏の写真で、ライカを構えているのが石川氏らしいところかな、という感じ。

 ところが、読んでみると心筋梗塞で一度は心臓が止まったという話をみると「エッ」という感じである。それでも、その後、四国巡礼を最後まで済ませた話とか、ベトナムに行く話とか読むとまだまだ大丈夫だこの人はという感じになる。

 全体構成としては、四国巡礼の話。その四国巡礼の最中に心筋梗塞になって一度心臓が止まって、5回のショック療法で助かった話。そして、灰谷健次郎氏との交歓と灰谷氏の死。最後にベトナム戦争取材で出会った人たちとの交歓、という具合になっている。

 1938年生まれの石川氏ももうすでに72歳。80歳までは現役カメラマンを続けたいという思いがあるようだ。まあ、戦場カメラマンじゃなければその年でもやっていけるでしょうが、戦場じゃね、というところはありながらも、行くんだろうなこの人は、という感じがした。

 行くのかい? 石川さん・・・。

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