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2010年3月19日 (金)

泰山鳴動、鼠一匹

 もう公開から2カ月過ぎているのだが、やっと『パラノーマル・アクティビィティー』を観た。

 なんか、こういう映画は早いとこみておかないと、「ネタバレ、ネタバレ」ということを気にしながら物を書かなければいけないという、ある種の「優越感」を感じながら感想やら映画評を書かなければいけないのだ。つまり、今頃映画評を書くということは、「ネタバレしてもいい?」ということである。

「今に出てくるぞ」「怖くなるぞ」「ホラもう出てくるぞ」といいながら、結局何も出てこなかった、「なんだこりゃあ」というのが『ブレアウィッチ・プロジェクト』だった。要は「泰山鳴動、鼠ゼロ匹」いやあ、見事に騙されたものですね、というのが「最低製作費」で作られた「ビデオ映画」だったのだ。結局、当時出始めたネットでの評判が先行して、観客は見事に騙されたのである。

 もうそのやり方には観客は騙されない。という状況の中で、映画製作者は何を考えたか、ということの答えがこの映画だ。途中では、一生懸命怖がらせて、つまり、ビデオ映像の中で、最初に何故か夜中に起きてずっと起きているケイティの姿を伏線としつつ、その後の訳のわからない、何度も起きる出来事を表線としながら、ストーリーは進む。

 しかし、結局は「ああ、そうなの」という予定調和の中にストーリーは収束するのだ。『ブレアウィッチ』にしない為には、こうなるしかないのか。まあ、普通のホラー映画の定義に従い、ケイティが憑依(したんだろうな)して、ミカを殺して、逃走するんだ、ってなもんである。ラスト、ワンカットだけでこれが語られる映画なのである。まあ、そこで「ビックリ」する観客はもういないと思うが。

 理由は「ない」。ただ、ケイティがミカを殺すだけの映画である。殺す理由はない。要は悪霊に憑かれただけだから。

 たしかに、1万5千ドルで作られた意義は認めるが、それが、大当たりするのは、製作費とは関係ないファクターが動いたからだろう。勿論「1万5千ドルで作った映画が、150万ドル使った映画より面白い」というパブリシティをいきわたらせたパブ会社の勝利かな。

 いずれにせよ、『ブレアウィッチ』とは違って、ドラマとして作られた本作である。ケイティが生きているという話がある以上、続編が作られる可能性は高いだろう。が、次にはこんな少額予算を裏手にとったやり方は、もう許されない。となると、とっても「陳腐=cheap」な映画になってしまいそう。そうならない為にも、とっても大きな期待がある。

 今回は、少額予算を「アイデア」一発で乗りきった形だが、次はどうする?

 もううやらない?    ならば、OK。

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