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2009年12月 4日 (金)

「ブラインド・サイド」

という小説を読んだ。

「アメフトがもたらした奇蹟」というサブタイトルがついている通り、スラム街で育った主人公が、その類まれなる体格から、ハイスクールのフットボールチームで開花し、カレッジフットボールのスターになるという、アメリカでよくある黒人スポーツ選手のサクセス・ストーリーである。描かれているのは、ミシシッピ大学から今年NFLボルティモア・レイブンズにドラフト1位指名されて入団したマイケル・オアーという実在の人物であり、小説では大学のスターになるところまでで終わっている。マイケルの養母になる人物をサンドラ・ブロックが演じて映画になり、アメリカでは11月に公開されたそうだ。映画では、NFL入りすることろまで描かれているのだろうか。

お話そのものは、アメリカでよくある話なのであまり面白くはないが、面白いのはNFLの作戦の変化によって、選手のサラリーが変わってきているというところ。つまり、近年のNFLではラン攻撃よりはパス攻撃が有効ということになってきており、ということはパスをする(右利きの)クォーターバックの背後(つまりブラインド・サイド)をラインバッカーやディフェンスエンドから守る左のオフェンスタックルの役割が重要になってきて、彼らの給料が異様に高くなってきているという話である。なるほど、テレビではクォーターバックやランニングバック、ワイドレシーバーしか映らないが、テレビには映らないオフェンスタックルなのね、ということである。

たぶん、作者もごく当たり前のサクセスストーリーにはしたくなかったので、こうしたNFLの作戦面の変化に注目して、描いたのであろう。しかし、映画になるのはそうした裏話ではなく、マイケル・オアーのストーリーなのだから、どんなもんだろうか。うまくいくのなら、脚本の勝利だろうし、まあ、あまり映画には期待しないでおこう。

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